温又柔(Yuju Wen)

 

 小説家。1980年台湾・台北市生まれ。3歳から東京在住。チューゴク語がへたでニホン語はぺらぺらのタイワン人として、言葉とポジショナリティーの関わりをテーマに小説やエッセイを書く。著書に『真ん中の子どもたち』(集英社)、『空港時光』(河出書房新社)、『魯肉飯のさえずり』(中央公論新社)、木村友祐との往復書簡『私とあなたのあいだ――この国で生きるということ』(明石書店)など。