11月28日Program#5
・くんくん上司
最近は、気に掛かる匂いはあまりないのですが、職場で、この「においのワークショップ」の話をすると、上司が本のにおいを嗅いだりするようになっていて、ちょっと面白く感じています。
・ホッとする香り
私は、コーヒーが好きで、このお茶の香りと対照的に比較することで、自分にとってコーヒーは落ち着くものなんだと気がつきました。
・本のにおい
コロナ期間中に本屋さんへ行かず、ネット書店で購入することが多くになり、もともと、古本もよく買うんですが、古本の粉っぽい匂いは気になる。
・秋の習性
ちょっと前なのですが、ギンナンが好きで、銀杏が輝く季節に、1年分位食べられる量を買ってきて、冷凍庫に保存するのが習慣。この時期だけは、臭い匂いに対しても意外といい香りと求めてしまいます。
・時が刻む香り
基本、無臭が好き。なかなか無臭環境をつくるのは難しい。コロナ禍になり、自分一人の匂いで包まれる時間が多くなり、外の異物感の匂いを嗅いだときに、自分の反応が、嫌だと遮断する傾向にあります。
自分の家に帰った時に、紅茶とか、コーヒーなど好きなものを飲んだりして、気持ちをリセットする。
レコードを聴く習慣があり、その時の古いレコードの匂いや、レコードジャケットを開けた時の香りや、海外版だとヨーロッパの香りがして、ジャケットのデザイン(画像)なども影響あると思いますが、匂いと音は、感覚で捉える、物として存在しないので、見えないもの、触ることもできない感覚を、人それぞれあるけど、どのように捉えるかが面白いと思っています。
・マスク越しの匂い
マスクして、匂いが敏感になっている話をきく。
自分の今、住んでいる家の内廊下がとてもくさい。エレベータ降りた後の異臭。
またこの匂いだと思うのですが、マスクを取ると、古いビルの匂いがする。マスクをした状態で、マスクを通して異臭だけを感じる。ビルの何かしらの匂い成分がマスクのフィルターを通すと、臭く感じるのだと思い、慌てて帰宅して匂いから避難します。
毎回、嫌だけど試してしまいます。
・マイ・トレンド
最近の気になる香りは、みかん。
1ヶ月前あたりに、Go to Travelを活用して、和歌山へ旅行した際に農協で買ったみかんがマイトレンドです。
各農家でお試しパック(2〜3個入り)を安価で売っているので、10農家分を購入して、後で食べ比べをしました。それぞれ農家さんごとに品種が同じでも味が異なり、時期や環境(土地の斜面など)、作り方や皮の厚みも違って面白いと思いました。この数種類を食べ比べたした中で、すでに時期が変わっているので、品種が変わっているかもしれませんが、美味しかったものを後で通販で購入して、現在、家に3キロほどあります。
農家さんとの出会いにより、今は、家でずっとみかんを食べています。
それと同じ時期に、三重県の友人に誘われて、ご飯屋さんに行きました。自分の家や近くの農家から仕入れた食材のみで料理をつくるこだわりのお店「サク」というお店。このお店でもみかんを栽培していて、ちょっとした飲み物や柚子などをフレイバーに使いそうな料理にもみかんが使用されていて、新しいは発見になりました。料理とみかんのマリアージュが良かったです。
12月12日Program#6
2021年助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
2020年助成:横浜市文化芸術支援プログラム、文化庁芸術家支援助成
2020,2021年 協力:白須未香氏プログラム:This workshop was partly supported by JST-Mirai Program (JPMJMI17DC, JPMJMI19D1)
KAKENHI grants from the Japan Society for the Promotion of Science (18K14651).
Home page image photo: 南俊輔